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01 インタンジブルとは?

02 インタンジブルパワーに気づく

03 タンジブル&インタンジブル

04 感応道交

05 ビジョンを…

06 続編I ビジョンを…

What is intangible ?

続編I ビジョンを…
持つか持たないかで人生は分かれる(個人編)

ビジョンと聞くと、ついビジネスを連想してしまいます。「組織の理念」のことでしょう?いや、「目標を実現するための戦略」のことじゃないか?というように…日本では、ビジョンの真の意味が理解されていない現状があります。ましてや、個人とビジョンを結びつけようなど、ピンとこないのも無理はありません。

組織にとって、ビジョンが発展・繁栄のために必要なように、個人にとっても“なりたい自分”になるために、“満足のゆく人生”を送るために、自分が自分のために掲げる絶対不可欠な「価値」であることは言うまでもありません。(詳しくはArchives 05「 ビジョンを…持つか持たないかで人生は分かれる(個人編)」をお読みください)
ということは、ビジョンの有無によって、人生が大きく左右されてしまうということです。

では…
ある、と、ない、とでは人生がどのように分かれてゆくのでしょうか?具体的に挙げてみましょう。

「ビジョン」がある人生


「ビジョン」がない人生
さて…
あなたの人生はビジョンがある?ない?どちらでしたか?採点してみてください。もし、ない方に心当たりが多ければ、自分を見つめ直し、いつも心に留めていることはなにか?大切にしていることはなにか?生涯をかけてやってみたいことはなにか?を繰り返し自問自答してください。ビジョンは、私たちを確実に上へ、上へと引っ張りあげてくれるエネルギーの源なのです。一日も早く、あなたも人生の宝石ともいえるビジョンを持ちましょう。

最後に一つ、素敵な話しをお教えします。
名画「カサブランカ」の主演イングリッド・バーグマンは、プライベートではいつもシンプルな服に身を包み、アクセサリーは一切付けなかったそうです。インタビュアーにその理由を聞かれたときに、ひと言“わたし自身が宝石ですから、つける必要がありません”と答えたという逸話があります。バーグマンには、自分にとって大事なことはなにか、自分の価値はどこにあるのかがわかっていたのでしょう。きっと、素敵なビジョンを持っていたのだと思います。この話を聞いたとき、“ああ!ビジョンがあるってこういうことか!”と教えられた気がしました。